元彼、元カノをいつまでも忘れられないあなたへ

元彼、元カノをいつまでも忘れられないあなたへ

忘れられない人がいるあなた。私もそうなんです。大昔の恋愛を引きずっています。

手紙に書いてあった俺の彼女とは?

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初めての手紙を受け取って私はベッドの中で何回も読み返した。
何回も、何回も。

私はその後輩の女性と確かによく目が合っていた。
彼女は手紙の中で「いつも見つめてしまってすいません」と書いてあったが、実は見つめていたのは私もなのだ。


私は彼女のことを好きだったのだ。
その子には彼氏がいるという噂だった。

中学生時代からの彼氏がいると聞いていた。
その彼氏はなんて幸せな奴なんだといつも思っていた。

だから私はたまに見つめるだけ、それだけで満足していたのだ。
なんというかピンク色の肌をして笑顔がとてもかわいい子だった。

現在でいうと竹内裕子に少し似ている。いつも笑顔の竹内裕子。

その彼女が私のことを好き?
「うっそー」って思っていた。

私が想っている人から告白されたのだ。

高2の私は天にも昇る気持ちとはこのことかと思った。

Fling!

彼女からの手紙には私にはキレイな彼女がいるのらしいので私は遠くから見てるだけでいいので迷惑はかけません、的なことも書いてあった。

もちろん私に彼女なんていない。女性と付き合ったことなんてないのだ。



その日は悶々としながら寝た。
月曜日にどんな顔をしてクラブに行けばいいのだろう。

ま、とりあえず疑問点だけは訊いておこうと思っていた。
次の日、たまたまクラブで二人きりになる瞬間があったのだ。

「あの、手紙ありがと。ところで、俺の彼女って誰のこと?」

「あ、先輩が凄くキレイな彼女と歩いてるの見たって聞いたんです」


なるほど、そういえば、以前、陸上部の後輩に姉と二人で歩いているところを見られたことがある。
私と姉はかなり仲がいい。そして姉は美人で有名だった。

「あーあれは俺の姉ちゃんだよ」

「そーなんですか!」

「そーそー、だから気にしないで」

今から思えば曖昧でよくわからないが、私はこれでOKの返事をしたつもりになっていた。
なんだか人生の夢が全て手に入ったような高揚感を悟られないように勤めて冷静にその日は陸上部の練習をこなした。

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